【感想】妻しぼり

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美人姉妹との同棲から始まる、アリスソフト流の人妻シミュレーション抜きゲー。

お見合い相手の妹・円と、未亡人の姉・咲良に囲まれた生活の中で、嫉妬や背徳、そして純愛が複雑に絡み合います。プレイヤーは毎日の行動を選び、妊娠値や嫉妬心を管理しながら、複数の人妻を攻略していくことに。

咲良には寝取られ分岐、円は主人公専用・処女という明確な対比があり、背徳と純愛をどちらも楽しめる構成です。和服人妻、女教師、ロリまで揃った豪華ラインナップで、シリーズでもトップクラスに抜ける一本です！

妻しぼりってどんなエロゲー？

美人姉妹との同棲から始まる「妻候補を絞る」物語

大学卒業を間近に控えた主人公が、父親のすすめで見合い相手と同棲することになる──という、やや強引な導入から始まる物語です。

見合い相手の琴月円と、その姉である葵咲良との三人暮らしが本作の中心。姉妹のどちらを選ぶのか、あるいは他の人妻に手を出すのか……。

日常とエロが密接に絡み合う構成で、平穏な生活の中に嫉妬・葛藤・背徳が自然に混ざり込んでいきます。一見するとキャラゲー寄りですが、実際はシミュレーション要素が濃く攻略性の高い抜きゲーです！

未亡人の姉・咲良と見合い相手の妹・円、奇妙な三人暮らし

姉の咲良は未亡人の人妻であり妹の円は強制的にお見合いさせられた処女。この組み合わせが本作の最大の魅力です。二人の対比とバランスが絶妙で、どちらも抜けます。

咲良は母性的で優しい一方、強烈なフェロモンを無自覚に放ち主人公を惑わせます。

円は当初ツンツンしていますが、嫉妬や恋心を隠しきれず終盤にはベタ惚れのデレ状態へ。

サブに和服人妻・女教師・ロリまで網羅した属性バランス

メインの姉妹以外にも、バツイチ喫茶店主の姫香、婚約者持ちの女教師・律子、隣家の和服人妻・雪絵、そして家庭教師先のロリ少女・るみなと、実に多彩。

それぞれのシチュエーションがしっかり作り込まれており、人妻・女教師・ロリなどのジャンルが一通り揃っています。全員攻略しようとすると時間がかかりますが属性ごとの抜きポイントを押さえておけば、どのルートでも満足できます。

攻略×抜きの両立：管理パラメータ型の箱庭進行

本作は選択肢を追うだけのADVではなく、日々の行動を管理するパラメータ式シミュレーションになっています。「愛情値」「嫉妬心」「妊娠値」などの数値を見ながら進行するため、単純なエロゲー以上にゲーム性があります。

同時攻略を狙うとパラメータ管理がシビアになりますが、それゆえに「本気で口説いている感覚」を味わえるのが魅力です。箱庭的なスケジュール管理が得意な人にはかなりハマるタイプでしょう。

銭湯や癒しでリスク管理

中出しをすると上がる妊娠値、他の女に手を出すと上がる嫉妬心など、独自の管理システムがあります。ゲージがMAXになると寝取られや妊娠エンドに直行するため、リスク管理が重要です。

咲良ルートでは「銭湯に一緒に行くことで銭湯が下がる」という妙にリアルな要素もあり、背徳感と生活感が見事に融合しています！

行動先選択とフラグ管理でイベントを開放

毎日の行動先（大学・喫茶店・隣家など）を選び、イベントを発生させて親密度を上げる仕組みです。序盤は会話イベント中心ですが、年末以降から一気にエッチが解禁。

体力や気分の管理も必要で、複数ヒロインを同時に狙うとすぐに調和が崩れます。いかにスケジュールを最適化し、誰を優先するか──この悩ましさこそが本作の面白さです。

コマンドHの実用性

本作のHシーンはコマンド選択式の「真昼の情事」「夜の営み」が中心です。一度のHで複数の行為を選べるため、プレイヤー主導でプレイ内容を変えられます。使い回しはあるものの、テキストのエロさ・ボイス演技・汁描写の三拍子でしっかり抜ける！システム的にも反復プレイに向いており、気に入ったシチュを何度も楽しめるのが大きな強みです。

良い点・悪い点

良い点

絵のエロさが圧倒的。立ち絵・イベント絵ともにフェロモンたっぷりで、汁や服のしわまでエロい。
ボリュームが大きく、CG・イベント数ともにシリーズ屈指。
コマンドH（真昼の情事／夜の営み）が実用的で、長尺テキストとボイスの相乗効果でしっかり抜ける。
愛情値・妊娠値・嫉妬心など独自システムがあり、プレイヤー自身が浮気管理できる楽しさがある。
姉妹の対比構成（人妻と処女）が絶妙で、背徳と純愛の両方を味わえる。
咲良の寝取られシーンは演出・心理描写が丁寧で、NTR好きにも刺さる。
円ルートは処女＆主人公専用で、NTRが苦手でも安心して抜ける。
ボイス・BGMの完成度が高く、Hシーンの空気づくりが抜群。
サブヒロインも全員タイプが異なり、熟女・女教師・ロリなど抜き所が多彩。
選択肢や行動管理による攻略感・やり込み感があり、キャラを「落とす」快感がある。

悪い点

CGの使い回しが多く、イベント絵のバリエーション不足を感じる。
同時攻略時の整合性が甘くいめ、在宅・外泊イベントが矛盾する場面がある。
パラメータ管理が複雑で、攻略サイトなしではややストレス。
中盤までHシーンが解禁されず、序盤は地味に感じる。
同時攻略すると作業感が強くなり、テンポが落ちる。
円ルートのHシーンバリエーションが少なめで、姉との格差を感じる。
ヒロイン数が多いため、一人ひとりの掘り下げが薄いと感じるプレイヤーもいる。
寝取られイベントが半ば合意的で、凌辱的なNTRを求める人には物足りない。
セリフや選択肢に一部冗長さがあり、長時間プレイではダレやすい。
音声再生仕様（クリックで停止など）が古めで、没入感を削ぐことがある。

ヒロイン紹介

葵咲良（あおいさくら）

未亡人でありながら、主人公の見合い生活を見守る人妻監視役ヒロイン。包容力と優しさがあり、同時に無自覚にエロいフェロモンを放つタイプです。夫を亡くして心に穴があるせいか、主人公に寄り添ううちに理性を失っていく過程が非常にリアル。「他の女性と浮気しないように」と自ら性処理を引き受ける展開は、背徳と興奮が入り混じります！

真昼の情事と呼ばれるコマンドHでは、昼間に人妻と交わるというシチュが最高にエロいです。寝取られ分岐では嫉妬・快楽堕ち・葛藤が描かれ、NTR好きにも満足度が高い内容です。

琴月円（ことつきまどか）

主人公の見合い相手で処女。最初はツンツンしており、父親に勝手に決められた結婚話に反発していますが、次第に主人公に惹かれていきます。デレ始めると一気に甘々になり、独占欲と嫉妬を露わにするツンデレ展開が魅力。

初エッチの流れは特に丁寧で、照れながら身体を重ねる描写が非常に抜けます。 夜の営みシステムでは、恋人としての密着感やキス重視のプレイが多く、純愛Hとして完成度が高いです！円は寝取られなし・主人公専用の処女なので、NTRが苦手でも安心して楽しめます。

サブヒロイン

竹内姫香（たけうちひめか）

主人公を幼い頃から見守ってきたバツイチの喫茶店オーナー。面倒見が良く、母性と色気を兼ね備えたお姉さんタイプです。一方で嫉妬深く、咲良を強くライバル視しており、修羅場イベントでは怖いほどの独占欲を見せます。 フェラの演技が突出しており、チュパ音だけで抜けるレベル。彼女のHシーンはボイス重視で会話を極力排した奉仕特化が多く、フェラ好きにはたまらないでしょう！

伊澤律子（いざわりつこ）

大学講師であり、婚約者のいる理性的な年上女性。過去に主人公を教えていた関係から再会し、理性と欲望の狭間で揺れる不倫展開が描かれます。婚約者からの寝取りシチュが中心で、教室Hや背徳的なシーンが多め。やや印象は薄めですが、眼鏡を外した表情と声のトーンが妙に色っぽく、密かに人気のあるキャラです。「婚約者がいるのに他の男と…」という背徳感を味わいたい人におすすめです。

椿雪絵（つばきゆきえ）

隣に住む和服姿の現役人妻。夫と子供がいるものの夜の生活に飢えており、主人公との関係に溺れていきます。和服×人妻という鉄板の組み合わせに加え、初期はアナルH中心という意外な展開もあり、背徳感はシリーズ随一。「孕ませてくださるんでしょう？」という名セリフ通り、孕ませ系プレイで抜けるキャラです。声優の演技も艶っぽく、人妻×和服×寝取りという三拍子が揃った良キャラといえます！

宮前るみな（みやまえるみな）

家庭教師先のロリ系ヒロインで一番年下のキャラ。性に興味津々、無邪気さと小悪魔っぽさが混ざった危うい可愛さがあります。イベント数は少なめです、フェラシーンの完成度が非常に高く、フェラ中のリアクションや音声演技は圧巻でロリ好きでなくても抜けるレベルです！終盤では彼女なりの恋心が描かれ無垢なロリキャラが純粋な愛を語る展開も印象的。短いながらもインパクト重視のロリ枠として存在感があります。