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Waffleのエロゲー「恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女」を紹介します！
恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女は現代日本を舞台に、大学生の主人公と同級生の彼女と年下の幼馴染との三角関係を描く、ビジュアルノベル形式のエロゲーです。消極的で真っすぐな幼馴染と積極的で押し引きのある彼女、対照的な2人の対照的な恋愛を描きます。テキストだけに頼らず視覚と聴覚をフル活用して臨場感を演出する雰囲気重視のミドルプライスエロゲーです！
恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女の魅力を感想も交えつつレビューします。
恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女ってどんなエロゲー？
恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女のテーマは「恋愛強度」です！0か100しかない感情的な子供の恋愛をする恋愛弱者の幼馴染と、駆け引きに満ちた理知的な大人の恋愛をする恋愛強者の彼女が主人公を取り合います。主人公に彼女がいる状態から幼馴染のアプローチが開始するものの、幼馴染の方が付き合いが長い上に態度があまりに真っすぐなので逆寝取られっぽさはありません。三角関係という言葉がしっくりきます！
最大の特徴はプレイ中の雰囲気です！テキスト量は控えめで詩的な表現や長尺の心理描写は殆どありません。ややもすれば淡泊になりかねない文体ながら、背景や立ち絵やイベントCGの細かな動きとリアリティのある音響による演出が優秀で臨場感に溢れています！淡々としたテキストも雰囲気がいいので短所には感じられず、むしろテンポの良さという長所が際立ちます。
三つの視点から三角関係を見つめる群像劇ストーリー
恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女は主人公の男子大学生「瀬良不岐」と不岐の彼女の女子大生「相川星良」、不岐の幼馴染の女子学生「加藤愛」の3人の物語です！文体は一人称視点で、常に主人公視点で進行する訳ではなく不岐、星良、愛の視点を行き来しながら進行します。
地の文ではあまり内面語りを行わず、各人から見た事実や行動を描写して間接的に各人の心理を描写します。視点が頻繁に入れ替わる上に直接的な心理描写が少ない事も相まって主人公に自己投影して楽しむタイプのエロゲーではありません。各キャラに感情移入しつつ群像劇として楽しむのがおすすめです！
ミドルプライスのエロゲーという事もあり選択肢は殆どありません。場面選択機能があるためセーブすらほぼ不要です！場面選択はかなり細かく場面を区切っており、エッチシーンだけ見る事も可能なので抜きゲーとしての実用性もあります。選択した場面にジャンプするだけでなく各場面のログを直接読む事も可能で、内容を忘れてしまった場面があっても簡単に思い出せます！
実家とマンションを行き来して2人の美女と交流する日々
主人公の不岐は大学二年生です。高校卒業と同時に実家を出て大学から徒歩10分のマンションで一人暮らししています。付き合って1年になる彼女の星良とは同級生で、放課後は不岐のマンションに一緒に帰る半同棲状態です！本編もいきなり朝チュンから始まります。
不岐は一人暮らしがあまり好きではありません。実家まで電車で1時間と距離が近い事もあり毎週のように実家に帰っています。実家に帰る度に隣に住む年下の幼馴染・愛と顔を合わせています。男女とは言え昔から親しくしてきた気の置けない関係で、不岐にとって愛は妹のような存在です！
愛の方はというと、実は不岐に恋愛感情を抱いています！不岐に彼女がいる事を知っていながらも諦めきれず、不岐が実家に戻る度にアプローチ……しようとしてはヘタレてしまいデートに誘う事すらできません。幼馴染として不岐と接しては翌日に学園で親友の「多賀まひろ」に愚痴る日々を繰り返しています。
幼馴染の勇気と主人公の認識変化と彼女の不安
愛の転機になるのは例の如くアプローチに失敗して凹む愛を見かねてまひろが差し出したテーマパークのチケットです。まひろの助言に従い、愛は不岐が実家に戻るのを待たず自分から不岐をデートに誘いに行きます！
一度は大学で声を掛けた不岐が星良と一緒だったため逃げ出してしまうものの、今回ばかりは愛もへこたれません。翌日改めて不岐の住むマンション前で待ち伏せした愛はついに不岐とのデートの約束を取り付けます！とはいえ、不岐のアッサリOKする態度には彼女がいながら他の女の子と出かける後ろめたさがありません。不岐にとって愛はあくまで幼馴染なのです。
……と思いきや更なる転機は当日中に訪れます。実家に戻った不岐は偶然窓越しに愛の着替えを目撃してしまいます！いつの間にか愛が女として成長していた事を認識した不岐は愛を女性として強く意識してしまい、愛の下着姿が脳裏に焼き付いて離れません。
性的興奮が収まらなくなった不岐はマンションに戻って星良を呼び出し一方的に性欲をぶつけます！星良とセックスしながらも不岐の頭にあるのは愛の事だけです。不岐は何も言わないものの、愛の存在を知っている星良は不岐のいつもと違う欲望任せのセックスに言い知れぬ不安を覚えます。
一方で愛は自分の着替えを目撃した際の不岐の目が男の性欲に満ちていた事を察し、恋愛成就のチャンスがあると喜びに震えます。かくして愛と星良による不岐を巡る女の戦いは始まったのです……！
印象的なビジュアルの主要キャラとサブキャラ
恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女は主要キャラ3人全員に立ち絵があります。主人公の不岐も例外ではありません。優男風のイケメンなビジュアル設定がしっかりあり、エッチシーンでも顔が写る事があるので主人公に自己投影するタイプのプレイヤーは注意が必要です！
主要キャラ以外にも愛の親友・まひろや不岐の母・夏美と愛の母・小春など一部のサブキャラにも立ち絵があります。夏美と小春が若々しくて巨乳だったり、下着が透ける衣装が多かったりとやけにセクシーな立ち絵が多めです！愛や星良も下着姿や裸Yシャツ姿を見せてくれるので立ち絵だけでも目の保養には事欠きません。
本記事では愛と星良を詳しく紹介します。2人の対照性は恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女のキモです！
恋愛弱者の幼馴染「加藤 愛」
不岐の幼馴染・加藤愛は不岐より年下の女子学生です。明るく素直で表情豊かで、落ち込む事も多いもののすぐに立ち直ります。素朴なようで流行にはバッチリ敏感な今時の女子学生です！
不岐とは実家がお隣さんで部屋の窓も向かい合っている王道の幼馴染です。年上の不岐を「お兄」と呼び慕っています。ベランダ越しにお互いの部屋を行き来するほどの仲で、特に愛の方は断りも無しに不岐の部屋に乗り込む事もしばしばです！長い時間を一緒に過ごしているため、お互い言葉に頼らなくとも仕草や表情で相手の考えを推し量れます。
愛は不岐と共に過ごす事に時間を費やしてきたため男友達が少なく、恋愛経験が全くと言っていいほどありません。長らく不岐に片想いしていながら告白できずにいる間に不岐が星良という彼女を作ってしまい今に至ります。今もなお不岐への想いは諦められないものの、星良に対する女としての劣等感も手伝い以前にもまして恋愛感情を表に出せません。あくまで幼馴染のお兄ちゃんと妹分の関係に終始しています！
自分の身体をちんちくりんと自己評価していますが、しっかりと女らしい身体付きをしており立派なおっぱいを持っています。恋の駆け引き以前に想いを伝える事すら出来ない恋愛弱者っぷりも一途でいじらしい可愛さに繋がっており、女の魅力で星良と明らかに優劣が付いているわけではありません。
抑圧していた時間が長かった分、一度不岐とエッチな関係になるともう止まりません！星良への劣等感も彼女持ちの不岐とエッチする罪悪感も全て燃料に変えて突っ走ります。不岐と愛のエッチはお互いの情欲に素直に従った本能の赴くままのエッチです！一度動き出したら後は突っ走るだけのブレーキがぶっ壊れたような子供の恋愛を展開します。
恋愛強者の彼女「相川 星良」
不岐の彼女・相川星良は不岐と同級生の女子大生です。クールな性格で口数も少なく冷たい雰囲気を漂わせており、たまに表情を変えないまま茶目っ気を見せるなど掴み所がありません。実年齢以上の落ち着きと余裕を感じる大人の女性です！
不岐とは学年はおろかゼミまで同じで、１年前から付き合っています。不岐がマンションで過ごす日はほぼ不岐の部屋に寝泊まりしており合鍵も持っている半同棲状態です！不岐に対する態度は基本的にクールで静かながら怒りっぽく、傍から見れば関係が冷めていると感じるかもしれません。実際はツンツンした態度はヤキモチの表れで、不岐が実家に帰った夜は寂しさを酒で紛らわさずにはいられないほど不岐にゾッコンラブです！
美人な上にモデル体型で巨乳とルックスには文句のつけようがありません。星良の美貌は持って生まれただけのものではなく、美容に強い興味を持ち努力し続けた結果です！学力も高い才色兼備の女性で、努力してきたからこその確かな自信を持ち、恋愛における押し引きの妙も心得ています。恋愛強者というより自立した強い大人の女性といった雰囲気です！
恋愛経験が豊富でセックスの何たるかも熟知しています。付き合った当時童貞だった不岐にセックスのマナーを教えたのも星良です！独り善がりのセックスを嫌い、会話を絶やさず相手を慮る心の交流を重んじたセックスを好みます。とはいえ不岐が一方的に性欲をぶつける激しいセックスを強行した際には普段以上に感じていた辺り本質はMなのかもしれません。
愛が不岐にアプローチしている事に勘付くとプライドよりも不岐との関係を優先し始めます。不岐を取られまいと感情のままにエッチなご奉仕をする姿からは普段の対等あるいはやや上に立つ強い星良の面影は見られません。一方で愛に対する牽制も忘れないなど、状況に柔軟に対応し最善手を打つ大人の恋愛を展開します！
テキストに頼らず視覚と聴覚に訴える演出
恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女は文章量が控えめにも関わらず臨場感が伝わる雰囲気重視のエロゲーです。雰囲気を作り出しているのは視覚と聴覚に訴える演出です！星良が不岐に部屋の明かりを消すよう頼んだ後にメッセージウィンドウが消えスイッチを押す音が鳴り背景が暗くなるなど、キャラの行動をテキストを使わず演出だけで示す場面まであります。説明的な野暮ったいテキストを極力減らし臨場感を高める手法はビジュアルノベルならではです！
動き、視線、息遣い……全てを伝えるグラフィックの演出
グラフィックの演出は日常シーンからかなり凝っています。立ち絵の動きで視点主以外のキャラの動きを表すのはもちろん、背景を頻繁にズームやパンする事で視点主の身体や視線の動きまでも表現します！会話中は背景を敢えてぼかし立ち絵にピントを合わせる事で会話相手に集中させるなど、プレイヤー自身が視点主になったかのような演出は細部まで見事です。
エッチ中などのイベントCGも日常シーンの背景同様ズームやパンを多用します。キャラがほぼ常時微妙に動いているため息遣いすら感じられます！シーンによっては大きく動くアニメーションもあるので一枚絵だけでは満足できない方も安心です。
リアリティ溢れる環境音
サウンド面は効果音が印象的です。作為的で大袈裟な効果音ではなく現実世界でも耳にする自然な音を用いて臨場感を超えた現実感をもたらします。音や声の位置まで計算し尽くした演出を存分に堪能するためにもイヤホンの使用をおすすめします！
BGMが流れない場面が多いのも特徴です。環境音の多い屋外などはBGMが無い事がかえって臨場感を増します。逆にBGMのある場面は無音とのメリハリが効いてBGMが醸し出すムードをより強く感じられます！
恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女感想まとめ
恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女は大学生の主人公が彼女と幼馴染と三角関係を繰り広げるエロゲーです。天真爛漫で自己評価が低く恋愛経験に乏しい幼馴染と、クールで自信に満ちており恋愛経験豊富な彼女との対照性が楽しめます。告白もできずにいた幼馴染が欲望に任せたエッチに溺れたり、対等な関係を保っていた彼女が主人公を失わないためエッチなご奉仕に走ったりと状況に応じた変化にも注目です！
最大の特徴は臨場感あふれる雰囲気重視の作風です。テキストから必要以上に説明的な描写を省き、キャラの行動の一部をグラフィックや効果音の演出のみで表現します。行動や事実の描写を重視し心理描写を抑えたテキストはテンポが良く、キャラの視点を再現する映像演出とBGMを多用せず環境音などを重視するサウンドは臨場感に溢れています！
三角関係を描くストーリーが好みの方、臨場感を五感で感じられる演出に惹かれる方におすすめです！
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