DESSERT Soft「WANNABE→CREATORS」のキャラ、ゲーム内容、おすすめポイントを紹介します。
WANNABE→CREATORSは現代日本を舞台に、漫画家や小説家などのクリエイターおよびクリエイター志望の男女が創作に恋に奮闘する様子を描くビジュアルノベル形式のエロゲーです。
引きこもりの主人公が類稀なる創作の才能によって居場所を手に入れ、巨乳美少女たちとの青春を謳歌します。
創作経験者、どん底からの人生逆転劇が見たいプレイヤー、平和なハーレムを楽しみたいプレイヤーにおすすめします。
「WANNABE→CREATORS」の概要
抜きゲーとしてのWANNABE→CREATORSの魅力はハーレム要素です。複数のヒロインをとっかえひっかえしたり、2人のヒロインを同時に相手にしたりするHシーンが楽しめます。
男が女を無理矢理従わせるS男向けのハーレムでも無ければ、女が男を搾り尽くすM男向けのハーレムでもありません。女の子達の敬愛を一身に集める気持ちの良いハーレムを体験できます。
ヒロイン同士が仲良く助け合う平和なハーレム
ハーレム状態ながらヒロイン同士の関係が和気あいあいとしているのがWANNABE→CREATORSの特徴です。
体験版で2つのHシーンを見れば、主人公が2人のヒロインと交互にHしている事がすぐに分かります。
ヒロイン達も主人公が自分以外のヒロインとHしている事を知っているのに、主人公や他のヒロインに対して怒る様子はありません。
嫉妬するどころかヒロイン同士で主人公の嗜好を共有しアドバイスまで送り合っています。
ヒロイン同士が譲り合うおかげで複数のヒロインとHする罪悪感が薄まり、心置きなくハーレムライフを楽しめるでしょう。
Hな爆乳メイドが嫌いな男の子なんていません
WANNABE→CREATORSのヒロインは巨乳揃いです。バストサイズはなんと全員が100cmを超えています。メートル級おっぱいによるパイズリシーンは迫力満点です。
体験版では本編をすっ飛ばしてパイズリHを見られるので、WANNABE→CREATORSの抜きゲーとしての破壊力をてっとり早く確かめられます。
ヒロイン達に共通するもう一つの魅力がメイド服です。公式サイトのキャラ紹介で立ち絵を見れば分かる通り、全ヒロインがメイド服を着てくれます。
メイド服のデザインはキャラによって変わり、どれも胸元がぱっくり開いたHなデザインです。服装にふさわしいHなご奉仕をしてくれる爆乳ヒロインを好きにならない男はいないでしょう。
「WANNABE→CREATORS」のストーリー
物語開始時点では主人公が引きこもりなので勘違いするかもしれませんが、WANNABE→CREATORSのストーリーは学園ものです。
孤独な引きこもり二次創作作家だった主人公はひょんなことから現役JK爆乳美女トップクリエイター「紫乃宮リア」に能力を見出され、クリエイター養成機関「常盤芸術学園」に入学します。
女子との会話もままならない陰キャの主人公が創作スキルでクリエイター女子達の心を鷲掴みにしていくサクセスストーリーはお約束ながら魅力的です。
登場人物のほとんどがクリエイターなので会話内容にはディープな創作論も多く、創作に関わるプレイヤーは特に興味深く読み進められるでしょう。
孤独な主人公が居場所を見つける物語
物語の軸は主人公「秋津廉」のサクセスストーリーです。物語は基本的に廉の一人称視点で進みます。
廉が創作に手を出したきっかけは孤独です。父親はおらず母親は音信不通で、田舎町になじめず不登校になった廉は何年も独りで引きこもっています。
有り余る時間と孤独を埋めるために漫画を読み続けた廉はやがて漫画を読み尽くし、ならば自分で書くしかないと二次創作を始めたのです。
元々は現実逃避の手段だった創作を通じて身に着けたスキルが、やがて廉の居場所を作る力となっていきます。
コミュ障の二次創作者はクリエイターから相手にされない
廉が孤独を抱えたのは親など環境のせいでもあり、廉自身のコミュ障っぷりのせいでもあります。
空気の読めなさと運の悪さで気付けば相手を怒らせてしまい、自己肯定感の低さから自分のせいで相手が不快な思いをするのに耐えられずすぐに逃げてしまうので、他人と仲良くなれません。
見知らぬ相手にナメられたり貶されたりすると受け流せずに言い返してしまう癖があるので集団に馴染むのも苦手です。
唯一の取り柄というべき創作を通じてコミュニティを築こうにも問題があります。
問題の根本にあるのは創作を始めた動機が現実逃避だという事です。書きたい物があるから創作を始めたわけではない廉には、オリジナル作品を完成させるだけの熱意がありません。
WANNABE→CREATORSの世界では二次創作は単なるファンのお遊び、オリジナル作品を書いてこそクリエイター、というのが常識です。
殆どのクリエイターや読者は二次創作しか書けない廉をクリエイター扱いしてくれません。
廉は常盤芸術学園の入試にも二次創作を提出したため、他の学生からの認識は「コネで入学したパクリ野郎」です。
研究に裏打ちされた創作能力が生み出す原作を超えた二次創作
コミュ障でクリエイターとしても問題を抱える廉がなぜトップクリエイターのリアに見いだされたのでしょうか。きっかけは廉がネットに投稿した、リアの代表作を題材にした二次創作小説です。
廉自身は感想を殆ど見ないため知らないのですが、実は廉の二次創作は原作より面白いとの評価を得ています。あまりのクオリティに「原作殺し」という異名すら付いているほどです。
二次創作を見下して作品を読まない人には分かりませんが、作品を読めば誰もが廉の創作スキルを認めざるを得ません。
廉の創作能力を支えているのは研究です。
廉は創作よりも娯楽そのものよりも、娯楽を生み出す構造に最も興味を持っており、漫画やアニメがなぜ面白いのかを分析することに多くの時間を費やしています。
結果として廉は他人の作品が面白い理由や作品に使われているスキルを見抜く能力を身につけているので、面白い二次創作が書けるのです。
クリエイター女子を理解できるクリエイター男子
能力があるだけでは人間関係を築けません。廉がヒロイン達の心を掴んでいくのはなぜでしょうか。
ヒントは物語序盤でヒロインの一人が言う「クリエイター女子は常に理解してくれるパートナーを求めている」というセリフです。
廉は作品を分析する能力に長けており、作品を見れば作者の得手不得手や狙いに悩みまで見抜いてしまいます。クリエイター女子を理解する能力において廉の右に出る者はそうそういません。
創作の話をしている時だけは普段のコミュ障っぷりが嘘のように雄弁なので、コミュ力の心配も無用です。
廉は孤独が長かった上に自己肯定感が低いので、女の子にちょっと優しくされるとすぐに好きになってしまいます。
好きになった相手の力になりたいという思いが人一倍強いので、知り合いの女の子が創作に悩んでいると積極的に力になり、作品の問題点や改善案を導き出します。
つまり親しいクリエイター女子から見た廉は、自分を理解してくれて協力してくれる優しくて能力の高いクリエイター男子です。
創作漬けで男日照りしやすいクリエイター女子特有の悩みも合わせて考えれば、廉を好きにならない方がおかしいかもしれません。
主人公の創作論と感情分析に学ぶ
WANNABE→CREATORSの登場人物は主人公、ヒロイン、モブに至るまで殆どがクリエイターです。
会話やモノローグにも創作論が多く、読者が快楽を感じるメカニズム、テンプレの使い方、長期連載の弊害など、創作に興味があるプレイヤーにとっては面白い話が聞けます。
悪役令嬢ものやハーレムもの、ソーシャルゲームのコミカライズなど特定のジャンルならではの注意点も話題に上がります。
クリエイター志望のプレイヤーにとってこれほど参考になるエロゲーも他にないでしょう。
本棚の並び順へのこだわりやジャンル間の序列などのクリエイターあるあるも聞けるので、クリエイターなら共感できるのではないでしょうか。
クリエイターにとって興味深いのは創作論を語るシーンだけではありません。分析が大好きな主人公は、自身が体験した感情や自分が取ったリアクションの理由までもモノローグで語ってくれます。
Hシーンでも例外ではなく、ヒロインの言葉やご奉仕で興奮するたびに理由を解析するモノローグが読めます。
WANNABE→CREATORSを通じて最もクリエイターとして成長するのは、実はプレイヤー自身かもしれません。
「WANNABE→CREATORS」の登場人物
WANNABE→CREATORSに登場するヒロインは7人で、全員がクリエイターです。常盤芸術学園に所属しつつプロとして活動したりサークルで案件を請け負ったりと精力的に活動しています。
ヒロイン同士の関係が深く、別のヒロインの「サポーター」(アシスタントのような役割をする人物)を務めるヒロインも少なくありません。
ヒロイン同士の絡みも多彩で主人公を含めた8人のコミュニケーションを存分に楽しめます。
紫乃宮リア (しのみや りあ)
「紫乃宮リア」は廉と同い年ながら若くして年収億クラスのトップクリエイターで、巨乳の色白美人で、名家のご令嬢と、天は何物与えれば気が済むのかと思わずにはいられない完璧超人です。
廉の二次創作小説を読んで廉の創作スキルが自身と同レベルであると認め、廉の才能が埋もれる事が我慢できず廉を自宅に招き入れ強引に常盤芸術学園へ入学させます。
リア自身も常盤芸術学園所属ですが学生ではなく研究生です。入学式で新入生に向けて演説する立場、と言えば学生と研究生の格差は分かるでしょう。
落ち着いた尊大な口調から感じる印象通りの自信家です。目上の相手に対しても慇懃無礼で大御所を怒らせても気にしません。
好戦的で、巧みな挑発でクリエイターを怒らせてはシナリオバトル(あるテーマに沿ってどちらが優れたシナリオを書けるかの勝負)に持ち込みます。人を意のままに操る術にも長けているようです。
同年代の友人や従者とからかい合ったり廉を異性として意識し接し方に悩んだりと、歳相応の可愛い一面もあります。
クリエイターとしての専門はシナリオ作成で、代表作の少年漫画では脚本担当です。漫画の脚本だけでなくアニメの企画、ライトノベル、ゲームと幅広い分野で活躍しています。
サクセスストーリーや恋愛など複数のジャンルで高いスキルを発揮できる貴重なクリエイターです。
既に大成功を収めているものの満足せず、クリエイターとしての高みをどこまでも目指しています。
シナリオ制作という分野の全てを理解したいと思っており、本質的には研究者気質です。廉に興味を持ったのも創作との向き合い方が似ているからかもしれません。
比良坂奈々美 (ひらさか ななみ)
「比良坂奈々美」はリアのメイド兼サポーターです。常盤芸術学園の学生でもあります。
リアを崇拝しており、リアの代表作の二次創作をしている廉を最初は快く思っていません。リアが廉を認めた後は嫉妬から廉を敵視します。
廉と打ち解けるきっかけはシナリオバトルと、難航している自身の創作研究です。
基本的には真面目な常識人ですが、リアを崇拝するあまりリアが絡むとおかしな行動をすることがあります。メイドになるため土下座で頼み込みリアを困らせた、と言えば異常さが分かるでしょう。
リアを貶す者はリア自身でも許しませんが完全なイエスマンではなく、大御所にシナリオバトルを仕掛けて回るなど常識外れなリアの行動には頭を抱えています。
母性的で、廉を敵視している時期から廉の孤独さに同情し世話を焼きます。廉と打ち解けた後は学園内外問わず保護者のように庇護し、廉をバカにする学生には容赦しません。
デリヘルの用語を理解するほどの耳年増ですが、性知識はBLから学んでいるので偏っています。
クリエイターとしての専門はシナリオです。リアのサポーターとして漫画の脚本のサブライターを務めます。女性的な感覚が強く、女性向け作品への適性はリアが自分より上だと認めるほどです。
リアの勧めで悪役令嬢ものを研究しますが、好きな相手に仕えるのが性癖なので悪役令嬢に感情移入できず執筆が捗っていません。
相沢心 (あいざわ こころ)
「相沢心」は奈々美と同じくリアのメイド兼サポーターで、常盤芸術学園の学生です。漫画を否定する親に反発して家出し、都会で路頭に迷っていたところをリアに拾われた過去があります。
リアを尊敬はしているものの自分の楽しさを優先しており、面白半分に廉の二次創作をリアに見せたのも心です。
小柄な体格と小憎らしい口調、「心」という一人称から分かる通り子供っぽい性格です。
歯に衣着せぬ物言いと何かにつけて相手をからかう癖は誰に対しても変わりません。人懐っこく甘え上手で不躾な言動もつい許してしまう不思議な魅力があります。
廉やリア、奈々美との絡みでは意外にもツッコミ寄りのポジションです。
本当は気配りが出来る子で、廉が落ち込んでいるとちょっかいを掛けるのも心なりの励ましです。
Hな事に興味津々かつ開放的で、風呂場で廉のちんちんをガン見したりおっぱいやキスをダシにしたHなからかいをしたりします。
クリエイターとしての専門はシナリオで、元は漫画家志望なので絵も描けます。
奈々美と共にリアが担当する漫画脚本のサブライターを務めており、得意ジャンルはコメディです。キャラクターを活き活きと動かすのが得意で、シリアスなストーリーを作るのは苦手です。
執事好きで、言葉巧みに廉を操って執事服を着せ悦に入るシーンがあります。
織部桃佳 (おりべ ももか)
「織部桃佳」は常盤芸術学園に通う廉のクラスメイトです。クリエイターとしての実績に乏しいこともあり、スクールカーストが低くやんちゃな学生達によくからかわれています。
転入初日から孤立する廉を放っておけず声を掛ける優しい性格です。
一言で言えば良い子で、言葉に詰まる相手が話しやすいように促したり、積極的に相槌を打ったりして会話を回します。
気弱で自己肯定感が低く、優しさや気配りもへりくだった態度の表れかもしれません。ちょっとポンコツキャラっぽいところもあります。
Hな事には初心で、どちらかと言えば被虐的です。
クリエイターとしての専門は漫画で、得意ジャンルは日常系です。クリエイターとしてのスキルには自信が無く、自分の作品の感想を聞くときはまず悪いところを尋ねてしまいます。
「女の子動物園」という多数の美少女達がワイワイするジャンルはかなり上手に書ける反面、ストーリー作りは苦手です。
紀伊國姫子 (きのくに ひめこ)
「紀伊國姫子」は常盤芸術学園の学生で、桃佳らとサークル活動をしています。所属しているのはメンバー全員でプロを目指し商業案件も請け負うガチサークルです。
メンバーが女性ばかりなので男性の意見を取り入れたいと考え、部室の様子だけで案件の締め切りが迫っていることを見抜いた廉に興味を持ち勧誘します。
喜怒哀楽が激しく特に「喜」と「怒」を行ったり来たりすることが多い、明るく喧しい陽キャです。
結構な皮肉屋であると同時に自信は挑発に乗りやすく周囲と衝突しがちですが悪い子ではありません。プライドが高く強気ですが、自分や自分の作品の欠点をあっさり認める潔い一面もあります。
クリエイターとしての専門はイラストです。
既にプロとして活動しており支援サイトで社会人並みに稼いでいるものの、本人は代表作があってこそプロと考えており有名ライトノベルの表紙を書きたいと思っています。
得意ジャンルは萌え画で、可愛くてエロい女の子を描くスキルはかなりのものです。
塔ノ沢凛音 (とうのさわ りんね)
「塔ノ沢凛音」は姫子らと同じサークルに所属する常盤芸術学園の学生です。
廉がネットに投稿した二次創作の評判を知っていますが、作者が廉本人だと確信はしていません。部室の本棚の並び順にこだわっており、並び順の意味に気付いた廉に興味を示します。
女性的ながら端的で淡泊な口調とクールで威圧的な態度で人を寄せ付けない雰囲気を持つ陰キャです。姫子とはあまり仲がよくないようで事あるごとに言い争います。
人を見る目が鋭く、廉の創作能力や本心をサークルメンバーの中ではいち早く把握します。
クリエイターとしての専門は小説で、既にプロデビューしており新人賞も受賞した期待の新鋭ライトノベル作家です。
得意ジャンルは恋愛ですが、一つのジャンルに飽き足らず様々なジャンルのスキルを磨くため、連載を休載してまでサークル活動に精を出しています。
スキルアップに対して貪欲な姿勢は廉やリアと似ているのかもしれません。
コミカライズの企画で原作と大きく方向性の違うシナリオを提案するなど大胆不敵な創作をします。
早風舞 (はやかぜ まい)
「早風舞」は姫子の家に住み込みで働くサポーターです。常盤芸術学園の学生でもあり姫子らと同じサークルに所属しています。
姫子と凛音を尊敬する気持ちが強く、アマチュアながら姫子や凛音と対等に創作論を語る廉に対して、嫉妬から敵愾心を持ちます。
クールながら物腰は丁寧で口調は誰に対しても敬語です。人に尽くす気持ちが強く、尽くした相手の喜びが自身の喜びです。
一度決めた事を貫き通す意思の強さと、自分の間違いを素直に反省し謝罪できる心の強さを併せ持ちます。
舞は他のヒロインと違い、最初からサポーター志望で自身がクリエイターになるつもりはありません。将来の夢は偉大なクリエイターのサポーターになる事です。
現在はプロ活動でもサークル活動でも姫子と凛音のサポーターに徹しています。資料の整理、原案補助、作画アシスタント、家事全般と一通りできサポーターとしては器用万能です。
姫子の趣味と自身の忠誠心を表す目的を兼ねてメイド服を愛用します。
「WANNABE→CREATORS」感想まとめ
「WANNABE→CREATORS」は、研究に基づいた創作スキルを持つ主人公が、孤独な引きこもりから居場所を見つけ出していくサクセスストーリーを描いたエロゲーです。
このエロゲーはハーレム要素も含んでおり、クリエイター女子たちの心を次々と掴んでいく抜きゲーでもあります。特筆すべきは、女の子たちが争いを起こさず平和なハーレムを形成していることです。
登場人物のほとんどがクリエイターであり、彼らが創作について語り合う場面が頻繁に登場します。プレイヤーはエロゲーを楽しみながら創作に関する知識を身に着けることができます。
ヒロインたちはそれぞれ異なる専門分野のクリエイターとして魅力を持っており、また、彼女たちのセクシーなメイド服や豊満なバストなど、Hな魅力も見逃せません!