ジェリーフィッシュの「SISTERS~夏の最後の日~」を紹介します。
SISTERS~夏の最後の日~は1990年の日本を舞台に、主人公とある姉妹が過ごす13日間の夏の日々を描くエロゲーです。長編アニメーション作品と見紛う程のクオリティを誇る圧巻のグラフィックが最大の見どころで、一般的なエロゲーとは一線を画す生き生きとしたアニメーションで描くエッチは実用性抜群です!
SISTERS~夏の最後の日~の魅力を感想を交えつつレビューします。
「SISTERS~夏の最後の日~」ってどんなエロゲー?
SISTERS~夏の最後の日~の魅力は何と言ってもグラフィックとアニメーションです。事前知識なしで公式プロモーションムービーを見ればアニメ映画の予告編だと勘違いするかもしれません。日常シーン、エッチシーン共にほぼ全編に渡ってハイクオリティなアニメーションが続きます!
選択肢はあるものの重要な分岐は無く一本道のシナリオなので、ゲーム性はほぼありません。良くも悪くもエロゲーというよりエロアニメに近い作品です!
文字以外で語る謎多きドラマティックストーリー
SISTERS~夏の最後の日~は自然豊かな避暑地の一軒家で主人公が年上の女性に起こされる場面から始まります。女性に促されるまま食事を摂り、家事やDIYをこなし、一夜を共にし、翌日からは女性と入れ替わりに女性の娘姉妹がやってきて、3人での楽しい日々が始まります。
要領を得ないまま淡々と進行していくストーリーに戸惑うプレイヤーも多いはずです。無理もありません。SISTERS~夏の最後の日~のシナリオはテキスト量が少なく主人公の状況や登場人物の心理を直接説明しないからです!クリアしたにも関わらずストーリーがイマイチ分からない、という声も少なくありません。
実際には登場人物たちの表情や一挙手一投足に登場人物の心理が表れ、何気ない言動や演出が多くの伏線およびミスリードを含みます。テキスト以外の部分も見逃す事無く、過去の回想を織り交ぜながら進むシナリオを隅々まで堪能すれば、親子二代に渡るドラマティックな物語の全容が見えてきます!
魅力的な神村家母娘と主人公との物語
SISTERS~夏の最後の日~の主要人物は主人公と、神村家の母娘3人です。ストーリーに分岐が無いため出番や扱いに差はあるものの、全員にしっかりとした個性と魅力があります。もちろん全員とエッチできます!
母・秋子(あきこ)とのワンナイトラブ
神村秋子は物語の冒頭で主人公の前に現れる大人の女性です。金髪碧眼で切れ長の鋭い目つきをしている見た目の印象とは裏腹に、可愛らしい声と間延びした口調で喋ります。
序盤で誰かと電話している時の口ぶりから察するに、美術部の顧問をしているようです。公式サイトや劇中では秋子の描く可愛らしいイラストが見られます!
黙っていればクールで知的な大人の女性ですが、実際には陽気で親しみやすい女性です。天然ボケかつドジっ子で家事は得意ではありません。母親としてはやや放任主義です。
秋子は劇中で主人公が最初にエッチする相手です!二児の母とは思えない整ったボディと大きなおっぱいはセクシーで何度も肌を重ねたくなりますが、残念ながら最初のエッチ以降は秋子の出番はありません。主人公との関係は一夜の過ちです。
妹・千夏(ちか)との恋愛模様
神村千夏は秋子の次女です。快活で負けず嫌いで現実主義な表の顔と、おっちょこちょいで寂しがり屋で夢見る乙女な内面を併せ持ちます。読書家で運動も勉強もできますが、手先が不器用で家事は不得意です。
子ども扱いされるのが嫌いで、姉よりも大人であろうとします。背伸びをした態度や勉強中のギターが、実はストーリーを紐解く上で重大なポイントです。
千夏は主人公に一目惚れしており、物語の進行に合わせて主人公と恋仲になっていきます。事実上のメインヒロインです!もちろん恋仲になればエッチもするわけで、SISTERS~夏の最後の日~のエッチシーンは半数以上が主人公と千夏のエッチです。おっぱいが小さめなのが玉に瑕ですが、言動が可愛らしく恋人として不服はありません!
姉・春香(はるか)が抱える秘密
神村春香は千夏の3つ上の姉です。マイペースで穏やかで、喋り方も性格もおっとりのんびりとしています。実はしっかり者で物事にあまり動じません。千夏相手にはお姉さんぶりつつも優しく接します。
学力は人並みで運動は人並み以下な春香の得意分野は家事と音楽です。母親の秋子があまり家事が得意ではないこともあり、必然的に家事、特に料理が得意です。幼少期から今は亡き父に連れられてフルート教室に通っており、現在は作曲もするほどの腕前を持ちます。
主人公と千夏が恋仲になる関係で、春香は物語上の見せ場がやや少なめです。影が薄いながらも実は物語の全容を解き明かすのに重要な秘密を握るキーキャラでもあります!特に回想での春香の様子には要注目です。
エッチでの出番は少ないものの千夏と一緒に主人公とエッチする場面があります。千夏よりも大きなおっぱいと、左のおっぱいに見えるホクロがチャームポイントです!
全編を彩る圧倒的アニメーション
SISTERS~夏の最後の日~のほぼ全編に渡ってアニメーションし続けるグラフィックは、紙芝居にも例えられる一般的なエロゲーとは一線を画します!自然かつ緻密なアニメーションとアニメ映画のような演出は、テキストに頼らないストーリー進行を実現し、エッチシーンのエロさを飛躍的に引き上げます。
注意点は主人公の顔がハッキリ見える事です!多くのエロゲーのように顔の見えない主人公に自分を投影する楽しみ方は少々難しいかもしれません。アニメ作品を見るつもりで客観的に楽しむのがおすすめです!
日常シーンに潜む伏線とエロスに注目!
日常シーンからしてグラフィックのクオリティは圧倒的です。瞬きと口パクがついた一般的な立ち絵とは全然違う……と言うより立ち絵という概念からしてありません!ほぼ全編がアニメーションです!場面転換までアニメーションで表現するので少々間延びする事もありますが、何気ない部分に重要な伏線が隠れている事もあるので隅々まで目を凝らすのがおすすめです。
朝日や夕日などの光の表現と汗の表現も素晴らしく、夏の雰囲気をばっちり感じられます。女の子の乳首やパンツのラインが服越しに目立つのも嬉しいポイントです!
エッチシーンの艶めかしい舌に注目!
エッチシーンもエロアニメと見紛う程に動きます!昨今よく見られるLIVE2Dなどの技術によって一枚絵が動くタイプのアニメとは根本的に違う、多彩で自然な動きはエロさ抜群です!
最初の秋子とのエッチから次のエッチまでの間隔が長いので抜きゲーとしての即効性にはやや欠けます。エッチシーンの回想機能はあるので、まず通しでストーリーを楽しんでから、個別にエッチシーンを楽しむのがおすすめです!
プレイ内容はセックスとフェラが中心です。特にフェラシーンで見られる舌の描き込み具合や動きには目を見張るものがあります!いわゆるひょっとこフェラも見られるのでフェチの方にはたまらないはずです。
女の子の絶頂時の動きも自然かつ激しく、快感がこちらまで伝わります!
今から始める方にオススメ!ULTRA EDITION
SISTERS~夏の最後の日~は通常版とULTRA EDITIONがあります。ダウンロード販売ではDLsiteで通常版、FANZAでULTRA EDITIONが販売中です。
ULTRA EDITIONはエッチシーンが増えている上、シナリオ上の心理描写も増えていてストーリーが分かりやすくなっています。値段も据え置きなので通常版を購入するメリットは殆どありません。今から購入するなら断然ULTRA EDITIONがおすすめです!
「SISTERS~夏の最後の日~」感想まとめ
SISTERS~夏の最後の日~は主人公と神村家の女性達が過ごす夏の日々を描くエロゲーです。グラフィック及びアニメーションはアニメ映画に匹敵する圧巻のクオリティを誇ります!
テキストに頼らずアニメーションを用いて人物描写や伏線の展開と回収を行う演出スタイルなので、一般的なビジュアルノベル形式のエロゲーのつもりでプレイすると話についていくのが難しいかもしれません。しっかり目を凝らして物語を読み解いた時の感動はひとしおです!
エッチシーンもエロアニメと見紛うほどのクオリティで展開します。特にフェラシーンが多めで、舌の書き込みに力が入っている事もありエロさは抜群です!ストーリー前半はエッチシーンが少ないのが玉に瑕ですが、ストーリー後半の怒涛のエッチラッシュは抜きゲーとして最高です!