今回は「ROOMガール」キャラメイク体験版を紹介します。ROOMガールはILLUSIONが9月30日に配信予定のエロゲーです。
リアル寄りの3Dグラフィックで描かれたキャラ達の生活と人間関係を客観的に観察したり、キャラ達の意思決定に介入したりして楽しむシミュレーションです。
体験版では女性キャラメイクを楽しめます。実際に体験して分かった、キャラメイクの自由度の高さと細部までのこだわりの深さをお伝えします。
顔・髪・体・コーディネイトにこだわり抜いて理想の女性を創ろう
キャラメイク体験版の楽しみ方は、やはり理想の女性をキャラメイクすることでしょう。
ROOMガールのキャラメイクは大別して「フェイス」「ボディ」「ヘアー」「コーデ」「アクセサリー」の5部位から成ります。
各部位には詳細な設定項目が多数存在し、文字通り頭のてっぺんから爪先まで、細部にこだわったキャラメイクが可能です。
細かな調節が苦手なプレイヤーも心配はいりません。各部位は大まかなタイプの選択やパーツの組み合わせだけでも、十分に個性を持たせられます。
細かな調節は気になった部分だけでも構わないので、気軽にキャラメイクを楽しみましょう。
細部まで調節可能な顔の各パーツ
キャラを特徴付ける最大の要素と言えば顔でしょう。
顔のキャラメイクでは、まず顔のタイプを選びます。その後に、輪郭の形状、および目や鼻など各パーツの位置や大きさを細かく調節できます。
顔のタイプは「輪郭」と「肌」の組み合わせで50種類から選べます。タイプによって初期値での輪郭や各パーツの位置などが変わり、後の調節で動かせる範囲も多少変わってくるので、慎重に選びましょう。
顔の輪郭は全体、顎、頬を別々に調節でき、かなりの自由度があります。
各パーツも、例えば鼻だけで設定項目が15もあり、各項目の値を0~100の間で調節することで、鼻筋、小鼻、鼻先それぞれの大きさや角度まで自由に変更できます。
他のパーツも上まぶたと下まぶた、上唇と下唇をそれぞれ別々に調節できるなど、細部までこだわったキャラメイクが可能です。
目周りで差を付けろ
ROOMガールのキャラメイクにおいて、もっとも凝った調節ができるのは目でしょう。
「顔周り」の項目の一つである「目」で眼孔およびまぶたの大きさや形状を調節し、「目周り」の各項目で眼球やまつ毛を調節します。
目周りの調節のうち、一部項目は左右別に設定できます。この機能の活かし方として真っ先に思いつくのは、瞳の色変更によるオッドアイの実現でしょう。もちろん、自動的に左右の目周りを同じ設定にする機能もあります。
瞳の調節は色に留まらず、大きさや光の加減を調節できるほか、基本的な見た目を30種類から選べます。
極端なネコ目にして獣人という設定にしたり、目に紋様を浮かばせて魔法使いという設定にしたりすれば、ファンタジックな世界観も構築できるのではないでしょうか。
瞳だけではなく、瞳孔の形状や色も変更できます。
8種類用意されている瞳孔の形状には遊び心が満載で、色の調節を組み合わせれば目に星やハートが浮かんでいる表現も可能です。ここまでいくとファンタジックというよりマンガチックですが、敢えてやってみるのも楽しいかもしれません。
ちなみに、ファンタジックな外見を演出できるのは目だけに留まりません。耳の形状を調節すれば、上部が尖ったいわゆるエルフ耳を創れます。
眉のタイプは先に選ぼう
顔のキャラメイクで気を付けたいのが「眉のタイプ」という項目です。
キャラメイクの際、項目リストの並び順通りに設定を進めるプレイヤーは多いと思います。ROOMガールのキャラメイクを項目リスト順に行うと、まず輪郭の調節を一通り終えた後、パーツ調節の一番手が眉になります。
その後、他のパーツを整え、目周りの細かい調節を終え、眉のことを忘れた頃に現れる項目が、眉のタイプです。 眉のタイプは27種類あり、形状や濃さが異なります。
タイプが変われば、位置や大きさの理想も当然変わるでしょう。後から眉のタイプを選んだのでは、せっかく調節した眉の設定が一からやり直しになりかねません。 まず眉のタイプを選び、それから眉の調節を行うようにしましょう。
化粧とホクロは使いよう
顔には必須のパーツ以外にも、任意で化粧とホクロを追加できます。
化粧はアイシャドウ、チーク、リップに加えて任意の場所に2つまでペイントをつけられます。
豊富な種類に加えて色やツヤも変更できるので、単純に化粧として使う以外にも使い道が考えられます。
例えばアイシャドウを上手く使えば、目の下のクマを表現できそうです。また、リップには非常にナチュラルなものもあるので、デフォルトでの唇の色やツヤが気に入らない場合は、色変更の感覚で使えるでしょう。
ペイントの中には絆創膏型のものがあります。ツヤや質感を上手く調節すれば、本物の絆創膏を貼っているように見せかけられます。十字や五十字のペイントも、調節次第では本物の傷跡に見えるかもしれません。
ホクロの設定ではホクロ以外にもそばかすをつけられます。そばかすの大きさを調節すれば広範囲に配置でき、色の選択次第で火傷跡なども表現できそうです。 化粧とホクロの使い方次第で、キャラメイクの幅はより広がるでしょう。
無限の可能性を持つヘアスタイル
顔と同等かそれ以上にキャラを特徴付けるのがヘアスタイルです。ROOMガールのキャラメイクにおけるヘアスタイルの自由度には目を見張るものがあります。
まず、基本となる髪型の選択肢が豊富です。後ろ髪、横髪、前髪、エクステを別々のパーツとしてそれぞれ選択できます。
なお、エクステとは付け毛のことではなく、アホ毛など他の3種と独立した髪のパーツを指すので、間違えないで下さいね。
この4パーツの組み合わせだけで、実に十万通り以上の髪型が選べる計算です。 その上で、色を含めた細かい調節が可能です。プレイヤーのこだわりをぶつければ、文字通り世界に2つとないヘアスタイルを創り出せるでしょう。
初心者にもこだわり派にも嬉しいカラーリング機能
髪型が4つのパーツに分かれていることは前述しましたが、色の変更もパーツごとに分けて行えます。
更に、同じパーツ内でも全体的な色に加えて根本、毛先、ツヤ部分をそれぞれ変更できるため、髪全体では最大で16色が使用可能です。
金髪の毛先だけ白くしたり、染めた髪の生え際だけ元の色になっている状態を再現したり、かなり自在に髪色で遊べます。
ツヤ部分を全体と全く異なる色にすると違和感が出やすいようですが、使いこなせばプリズムのようにカラフルな髪も創れるかもしれません。
色調節が上手くできない、というプレイヤーも心配はいりません。パーツ間で髪の色を統一する機能や、各パーツの色を1色だけで設定する機能もあります。
1色で設定する場合は根本、毛先、ツヤ部分の色は自動的に調節されるので、ベタ塗りのような髪になることもありません。おしゃれ初心者も安心して髪色を選べます。
前髪のメッシュで更なるおしゃれを実現
前髪に限り髪色の調節とは別に、メッシュを入れることで部分的に違う色を差し込めます。
メッシュの柄は11種類から選べ、幅や高さ、位置を調節すると同じ柄でも全く違う印象になります。もちろんメッシュの色も選べるので、プレイヤーごとに個性的なメッシュを生み出せるでしょう。
髪色の調節だけでは飽き足らないこだわり派はもちろん、おしゃれ初心者もまずはメッシュから挑戦してみてはどうでしょうか。
リアル以上にこだわれるヘアセット
髪の各パーツは「調整」機能で細部を変更できます。
例えばツインテールの場合、テール部分の開き具合や前後の角度、毛先の丸まり具合などをかなり自由に変えられます。
左右別々に調節できますが、自動的に左右対称に設定する機能もあります。
さらに、髪を部分的に伸ばすことも可能です。左右に分かれた前髪の片方だけを伸ばして片目を隠したり、左右で長さの違うツインテールを試してみたり、思いのままにヘアセットしましょう。
好みに合わせて創り出せる魅力的なボディ
キャラの性的魅力を左右する体のキャラメイクは、エロゲーでは特に重要でしょう。
体の特徴を大まかに決める項目は、並び順では下の方になりますが「肌の種類」です。
4種類の肌と5種類の肉感を組み合わせれば、ぽっちゃり系も、やせ型も、マッチョウーマンまで思いのままに実現できます。
体の詳細なキャラメイクの基本は、部位ごとの前後および上下の幅調節による、肉付きの変化です。
首、肩、上腕、前腕、胸、腹、骨盤、尻、太腿、脛、足首と分けて太さを調節できます。特に性的魅力を感じやすい胸や尻は、さらに詳細な調節が可能です。他にも日焼け跡、乳首と陰毛の形状、爪のツヤに至るまで、自分好みに仕上げられます。
ちなみに、キャラメイクでは性器が描写されません。そのため、全裸にしても修正が入ることはなく、自然な映像でキャラメイクを進められます。
頭身を意識して身長を決めよう
各部位の調節も大事ですが、その前にやるべきことは身長の設定でしょう。身長と同時に頭の大きさも調節できるので、頭身を決める意味合いが強い設定項目です。
ROOMガールのキャラは全体的にスタイル良く創られます。身長を最低に、頭を最大に設定した場合でも、およそ6.5頭身です。
身長を伸ばすと同時に頭身も上がり、身長最長の頭最大でおよそ8頭身になります。さらに頭を小さくすれば9頭身くらいまで実現可能です。
ROOMガール本編は多数のキャラが登場するので、身長の設定ではキャラ間の兼ね合いも考えねばなりません。しかし、1キャラ創ることだけを考えるなら、頭身の好みに合わせて身長を調節するといいでしょう。
胸の揺れ具合も要チェック
ボディの中でも調節可能な項目数が圧倒的に多いのは胸です。エロゲーの面目躍如と言えるでしょう。
胸の調節で注目したいのが「柔らかさ」と「重さ」です。この2項目は数値を変更しても、静止状態ではほとんど変化が分かりません。
動いてこそ真価を発揮する項目であることは、項目名からも明らかです。 そこで役立つのが「状態設定」です。
キャラメイク中にキャラのポーズや表情を変えられる機能ですが、ポーズの値を18か19に設定すると、キャラがその場で飛び跳ねます。
胸の揺れをチェックするためにあるようなポーズなので、利用しない手はありません。動きまでこだわった最高のおっぱいを実現しましょう。
意外な項目でボディペイント?
顔と同じく、体にもペイントを2つまで付けられます。ただ、胸にペイントをした場合でも乳首や乳輪はくっきり見えるので、ボディペイントで乳首を隠したり、ニプレスや乳首絆創膏を再現したりするのは難しそうです。
また、全身にペイントをして服を着ているように見せかけるのも、用意されているペイントでは無理があるでしょう。
しかし、何とか衣服のようなボディペイントができないかと考え、注目したのは「日焼け跡」の設定における色変更です。
本来は地肌と日焼けした肌の色の差異を表現するための色変更なのでしょうが、肌とはかけ離れた色にも設定できます。上手く使えば、単色の水着のボディペイントくらいは表現できるでしょう。
制限されたパーツ数でも自由度の高いコーディネイト
キャラメイク体験版では、製品版で実装されることが確定している看護師やディーラーの仕事着が無いなど、コーディネイトのアイテム数は少なめになっています。
それでも8箇所に分かれたパーツのそれぞれに3~4種類の衣装と、42種類のアクセサリーが用意されています。もちろん各アイテムは色をはじめ細かい調節が可能で、自由度は決して低くありません。
ちなみに、キャラメイク画面で性器の描写はありませんが、下着の種類によってはスジが浮いて見えるものがあります。また、上半身はほとんどの服で乳首が浮いて見えます。「服を着ている方がエロ」を地でいく描写には好感が持てますね。
ツヤと質感の影響はアイテムごとに変わってくる
コーディネイトの各アイテムに色を設定する際、同時にツヤと質感の調節が可能です。
しかしこの2項目は、同じ値でもアイテムによって受ける印象が違います。例えばキャミソールのツヤを高く設定すると、濡れているように見えるのではないでしょうか。
一方でパジャマパンツのツヤを高く設定すると、革のような印象を受けます。ウエストバッグの場合はツヤが高いと、より布の感触が強まるように感じます。
ツヤと質感の調節は一律にせず、アイテムごとにベストの設定を見極めるとよいでしょう。
衣装の柄には細かい部分までこだわろう
衣装の各アイテムは色を設定するだけでなく、柄も付けられます。柄は64種類と豊富に用意されており、その上でサイズや位置なども調節できます。
ボーダー柄を太くした上で回転させて斜めのパターンを創るなどして、同じアイテムでもかなり印象を変えられるでしょう。
さらに、アイテムによっては何箇所かに分けてそれぞれ色を変えられます。このとき、柄もそれぞれの部位で個別に設定可能です。
例えばパジャマのボタンにすら柄をつけられるのです。おしゃれは細部からとも聞きますが、これほど細かい部分に気を使えるのですから、ROOMガールのおしゃれぶりは称賛に値するでしょう。
自由な発想でアクセサリーを使いこなそう
ROOMガールのアクセサリーの特徴は、装着位置を自在に変えられることです。ヘアゴムを指に巻いてもかまいませんし、耳用のピアスを乳首に付けてもかまいません。
大きさや向きもかなり自在に変えられるので、大抵のことは可能です。発想力を最大限に高めて、キャラを可愛く飾りましょう。
なお、アクセサリーの設定を終えた後、次のアクセサリーを選ぼうとして、スロットを変更せずにアクセサリーの種類を変更してしまうと、せっかくの設定がすべてクリアされてしまいます。ありがちなミスなので気を付けて下さい。
ちなみに、アクセサリーは衣装を貫通して表示されます。特にHなアクセサリーを秘密で身に着けている、という表現をしたい場合は注意しましょう。
美麗なグラフィックで描かれた女の子を眺めて楽しもう
キャラメイク体験版の魅力はキャラメイクだけではありません。愛と性欲を詰め込んで創ったキャラを眺めるのも楽しみの一つです。
キャラメイク体験版ではカメラもかなり自由に操作できます。拡大縮小や回転はもちろん、カメラの位置を前後上下左右と自在に動かせるので、一部に注視したり全身を見渡したり思いのままです。
加えて、キャラに色々なポーズや表情を取らせることが可能です。表情の組み合わせは千通りを超え、カメラ目線も選べます。
34種類用意されたポーズの中には動きのあるものや、グラビアアイドルのようなセクシーポーズもあります。
美麗でリアルなグラフィックの下、理想の女性が好みのポーズをとっている様を好きな角度から眺めるのは、それだけで抜きゲーとして成立するほど興奮しますよ。
照明操作で光の描写力を実感
ROOMガールのグラフィックは光の描写にこだわっているそうです。こだわりを実感するには、照明を操作してみるとよいでしょう。照明の向きをゆっくりと変更するだけでも、自然で細かい光描写の移り変わりが確認できます。
また、照明の強さや色も自在に変えられます。クラブのようなきつい照明も、ムーディーな明かりも思いのままです。プレイヤーが最も興奮する照明を探してみて下さい。
キャラカード撮影で至高の一枚を
ROOMガールでキャラを保存する際には、キャラカードと呼ばれる画像を撮影します。キャラカード撮影時にはキャラのポーズや表情を更に細かく調節できます。
具体的には目や口の開き具合の細かな変更と、左右それぞれの指の形の変更が可能です。撮影したキャラカードは画像として閲覧できるので、ぜひ創ったキャラを可愛く撮ってあげて下さい。
また、キャラカード用のフレームや背景は、既存のものに加えて、プレイヤーが用意した画像も使えます。他のキャラの画像や写真を背景にして上手く調節すれば、疑似的な2ショット写真を撮れるかもしれません。
「ROOMガール キャラメイク体験版」まとめ
今回紹介したROOMガールキャラメイク体験版では、リアルで美しいグラフィックの下で、理想の女性キャラを創り、心ゆくまで眺められます。
特にキャラメイクが好きな人、細部までこだわれるキャラメイクを求めている人には、単体のエロゲーとしておすすめできるほどの完成度です。
簡単なパーツ選択だけでも個性的で魅力的な女性キャラを創れるので、3Dのエロゲーには興味があるけれどキャラメイクは得意ではない、という人にもおすすめできます。
体験版で創ったキャラは製品版で使用できる予定です。理想のキャラが出来上がったら、そのキャラが実際に動き生活する様子を堪能できる9月30日が待ち遠しくなるでしょう。