アパタイトの「淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜」を紹介します！
淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜は現代日本を舞台に、痴漢行為にのめり込んでいく男女を描く、ビジュアルノベル形式のエロゲーです。偶然から始まって痴漢行為をエスカレートさせてしまう社会人男性と性的な事に興味の無い状態から痴漢被害をきっかけに快楽に目覚めていく女子校生、2人の心理を丁寧に描きます。
痴漢モノが好きな方、安価でお手軽な抜きゲーを求める方におすすめです！
淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜の魅力を感想を交えてレビューします。
淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜ってどんなエロゲー？
淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜の題材は痴漢です！エッチシーンは主要人物が通勤・通学で利用する満員電車内での痴漢行為が中心で、主要人物の心理を表すモノローグが臨場感を伝えます。
最大の魅力はエッチが始まるまでの早さです！文章をゆっくり読みながら進めても開始から3分ほどで最初のエッチシーンが始まります。最初のエッチシーン終了から2つ目のエッチシーン開始までも5分とかかりません。抜きゲーとしての使い勝手は充分です！
価格はダウンロード版が1540円と良心的です。エッチシーンは合計14シーンと価格の割にはボリュームがあります！ストーリーは完全な一本道ではなく、少ないながらも選択肢がありバッドエンドを含めたマルチエンドなのでゲーム性も皆無ではありません。手軽さとボリュームを兼ね備えています！
早い・安い・エロいの三拍子が揃ったアパタイトらしい抜きゲーです！
加害者と被害者の2つの視点で進むストーリー
淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜の主要人物は痴漢をする男性「井岡忠成」と痴漢をされる女の子「藤沢海美」の2人です。お互いに面識は無く、偶然から始まる痴漢行為を通じてのインモラルな交流が続きます。
ストーリーは忠成と海美、双方の視点を行き来しながら進みます。伝野てつ氏が書くシナリオは2人の心情を余すところなく伝えており、感情移入しやすく臨場感抜群です！痴漢をする側とされる側がそれぞれいけない事と知りつつも痴漢行為にのめり込んでいく危険な心理が伝わります。
加害者・井岡忠成の矛盾を孕む心理
痴漢をする側の井岡忠成はごく普通の会社勤めのサラリーマンです。人と話すのが苦手で会社でも浮き気味らしく社交的ではありません。日々の通勤はストレスでしかなく、満員電車で人とぶつかる度に悪くも無いのに頭を下げる事の理不尽さを嘆いています。
ストーリー開始時点での忠成は決して痴漢常習者ではなく、最初から自らの意思で痴漢行為をはたらいた訳でもありません。きっかけは満員電車の中で偶然に手の甲を女の子のお尻に押し付けてしまった事です。最初は告発されて人生終わりだと覚悟するものの、相手が無抵抗なのを見て溜め込んだ欲望とストレスが暴走してしまい、触り続けるばかりかどんどんエスカレートしてしまいます。
初の痴漢行為中の忠成のモノローグに現れる、理性と本能のせめぎ合いや相反する2つの思考が同時に脳内を巡る矛盾などの感情をまとめます。
- 緊張と恐怖と興奮で止まらない動悸と汗
- 頭では止めた方がいいと考える
- 手の動きはエスカレートし続ける
- 痴漢行為に怯える女の子を見て浮かび上がる相反する感情
- 悪事を楽しんでいる自分への恐怖
- 怯える女の子へと向ける嗜虐的な興奮
- 痴漢行為で快感を得ているらしい女の子の様子に同時によぎる他責と自責
- 痴漢行為で感じる変態だと女の子を罵る
- 痴漢行為を楽しむ変態だと自分を罵る
- 痴漢行為に対する2つの視点
- 女の子が可哀想だと思う客観的視点
- 興奮しきっていて止められない主観的視点
- 自己正当化と優越感
- 女の子が魅力的だから遊んでいるに違いないと考え社会の厳しさを教える
- 周囲にいる他の男には出来ない事をしていると実感する
忠成の息遣いや鼓動まで聞こえて来るような、危険ながらも人間臭い迫真の心理描写は淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜の大きな特徴です！
被害者・藤沢海美の嫌悪感と快感
痴漢される側の藤沢海美は女子校生です。初対面の忠成が学内でも有名な美人でモテモテだろうと推測するほど綺麗な女の子で、手入れが完璧で癖の無い艶やかな黒髪と柔らかく大きい煽情的で健康的なお尻を持ちます。取り立てて秀才という訳ではないようですが、予習復習をしっかりする真面目な学生です。
ストーリー開始時点の海美は真面目さゆえかエッチな事に興味が無く、性知識もほとんどありません。オーガズムの経験が無いどころか愛液をお漏らしと勘違いするレベルです。クリトリスの名称や特性も分かっていません。もちろん性経験は全くなく、忠成による痴漢行為が初めて男に身体を触られる経験です。
忠成視点で見る海美は痴漢行為を受けて怯えながらも、身を震わせたり股間に手を伸ばすと足を開いたりと快感を受け入れているようにも見えます。ストーリーが海美視点に切り替わると分かる通り、忠成視点で抱いた感想は的外れではありません。初めて受けた痴漢行為に海美が抱いた相反する2つの感情をまとめます。
- 痴漢行為中に抵抗できなかった理由
- 最初は恐怖
- 次第に増す身体の火照り
- 痴漢行為後の感覚
- 気持ち悪くて嫌な感覚
- 自分の身体が自分のもので無くなるような不思議な感覚
- 再び電車に乗った時のフラッシュバック
- 嫌悪感に吐きたくなる
- 全身が火照って下腹部がきゅんとなる
- 妄想の中でオナニーに耽って抱く感情
- 呼吸の仕方を忘れるほどの興奮
- 痴漢行為による落雷のような衝撃と比較してのオナニーの物足りなさ
初めての性行為と絶頂を痴漢被害という形で迎えてしまった海美が、エッチに興味の無い真面目な少女からどのように変わっていくのかが、淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜の注目ポイントです！
痴漢行為がエスカレートするエッチシーン
淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜のエッチシーンは大半が痴漢シーンです。最初は手での愛撫だけですが、次第にエスカレートして尻コキやフェラ、本番セックス、果ては輪姦にまで発展します！
エロ可愛いコミカルなグラフィック
エッチシーンのグラフィックは鈴音れな氏の原画による、コミカルさとエロさを兼ね備えた一枚絵です。
大きな目と大きく形状の変わる口による大袈裟な表情の変化は、痴漢というインモラルな行為のダークな雰囲気を和らげてくれます。大きめのぷっくりとした乳首と、汗や愛液などの体液の表現は非常に生々しく、全体的な絵柄はエロかわいいを地で行きます！
残念ながらアニメーションはありませんが、細かい差分と痴漢特有のスカートに隠れた行為を透視するような表現をふんだんに使ったエッチシーンは、価格を考えれば十分に実用的です！
迫真のBGMと心情を伝えるボイス
淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜のエッチシーンは文章とグラフィックだけでなく耳でも楽しめます。
最注目は野々三葉さんが担当する、戸惑いと恐怖と快楽を表すか細くも艶やかな海美のボイスです！
BGMも必聴です。痴漢行為中に流れるアップテンポでスリリングなBGMはインモラルな行為に及ぶ緊張と恐怖と興奮を駆り立て、思わず息が荒くなります！
コンフィグでは音量バランスにヘッドフォン用とスピーカー用の2つのプリセットがあります。どちらのプリセットもBGMが大きめです。BGMが効果的である事、ボイスを妨げる程ではない事からプリセットの音量バランスのままにするのがおすすめです！プリセットのままだとBGMにかき消されてBGVがほぼ聴こえないので、エッチシーン中に常に喘ぎ声が聞こえているのがお好みの方はBGVの音量を上げると良いかもしれません。
淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜感想まとめ
淫欲の通学電車〜嫌なのにされたい私は堕ちていく〜は痴漢を題材にしたエロゲーです。偶然をきっかけに悪い事と知りつつ痴漢行為をエスカレートさせてしまう男性と、性経験の無いまま受けた痴漢行為の嫌悪感と快感の間で揺れつつも快楽に溺れていく女の子の心情を丁寧に描きます。2人の視点を行き来しながらシナリオが進むので1つの行為を2つの立場で疑似体験できます！
エッチシーンはエロ可愛い絵柄とスリリングなBGMによる、明るすぎず暗すぎない雰囲気の痴漢行為がメインです。物語開始からエッチシーンまでが早い、価格が安い、エッチシーンが多いと三拍子揃った抜きゲーのお手本のようなエロゲーです！
