【ハニカム】キャラクリエイトの基本から奥深さまで徹底解説！

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ILLGAMES「ハニカム」の魅力の一つは自由度の高いキャラクリエイトです。

顔は輪郭から瞳のハイライトの位置や色まで、体型は身長から爪の長さまで、マクロな部分もミクロな部分も思い通りにクリエイトできます。お手軽な簡易作成機能もあるのでキャラクリエイトが苦手なプレイヤーも安心です。

髪型やファッションは基本的にパーツを選ぶだけで完成するお手軽さと、アレンジにとことんこだわれる奥深さを両立しています。初心者からマニアまであらゆるニーズに応える充実のキャラクリエイトが楽しめます！

初心者向け簡単キャラクリエイトの方法

3Dのキャラメイクが苦手なプレイヤー、時間の無いプレイヤーには「簡易作成」がおすすめです。

「イメージで作成」を使えば最短1クリックでキャラクリエイトがほぼ完了します。何キャラかクリエイトした後なら「融合」で更にキャラを増やせます。

簡易作成では名前や性格などのプロフィールは設定されません。画竜点睛を欠かないよう、簡易作成の後はプロフィールの設定をする習慣を付けておくのがおすすめです。プロフィールはランダム決定もできるのでお時間は取らせません！

イメージだけで理想の女の子を作る方法

「イメージで作成」は項目名の通り、大まかなイメージを指定するだけで自動的にキャラをクリエイトしてくれる機能です。

活発・かわいい・クール・おっとり・セクシーから選べるベースイメージをはじめ、身長や体型など12項目のイメージを選択肢から選ぶだけでキャラクリエイトが完了します。オプションで日焼けや八重歯、オッドアイなど9種類の特徴を指定できます。

前の画像と同じイメージから再びクリエイトした女の子。同じイメージでもクリエイト結果は異なる

クリエイトの結果が気に入らなくても心配はいりません。イメージとオプションの指定内容が同じでも作成する度に違うキャラが出来上がるので、根気よく続ければ理想の女の子に出会えます！

イメージの各項目は個別に適応もできます。例えばおっぱいの大きさだけ変えたい場合は「胸」のイメージだけ変更して個別に適応すればOKです。

「胸」のイメージを「巨大」にしてその他のイメージおよびオプションをランダム決定してクリエイトした女の子

クリエイトしたい女の子のイメージが浮かばないプレイヤーも心配はいりません。イメージやオプションをランダム選択する機能があります。ガチャ気分で全てをランダムに任せるのも楽しいかもしれません。

一部の項目をロックした上で残りの項目をランダムにする事も可能なので「全体的なイメージは浮かばないけれど巨乳だけは譲れない」というプレイヤーも安心です。

2人のキャラを掛け合わせて作る方法

「融合」は保存済みのキャラデータ2人分を掛け合わせて新たな女の子をクリエイトする機能です。融合するキャラの組み合わせが同じでも結果は融合する度に変わります。

融合で生まれるキャラのパラメータは、2人の間を取るものもあれば、2人のどちらかから丸々受け継ぐものもあります。

2人の間を取るパラメータ	顔の形目周りの形体型おっぱい肌と乳首の色
どちらかから受け継ぐパラメータ	顔の各パーツ身体の各パーツ髪型衣装アクセサリー
どちらからも受け継がないパラメータ	プロフィール表現方法化粧目と眉を「髪より手前に表示」するか否かの設定「胸の影」の有無眉と陰毛の色

細身貧乳の女の子とぽっちゃり巨乳の女の子を融合して生まれた、ぽっちゃり貧乳の女の子

顔の形や体型など0～100までで調整できるパラメータの大半は融合する2人の間の数値を取ります。各パラメータがぴったり平均値になるわけではありません。融合する度に数値は変わります。

各パラメータがどちらにどの程度寄るかは個別ではなく一括で決まるので、例えばスリムなキャラとぽっちゃりなキャラを融合しても、腕が細くて足が太いなどごちゃ混ぜの体型にはなりません。

顔と目周りおよび体型とおっぱいはそれぞれ別の括りなので、丸顔で垂れ目のキャラと面長で吊り目のキャラの融合結果が丸顔の吊り目になったりスリムな貧乳キャラとぽっちゃり巨乳キャラの融合結果がぽっちゃり貧乳キャラになったりする事は有り得ます。

鼻や口の種類、肉感や乳首の種類などのパーツ選択式のパラメータは融合する2人のうちどちらかのパーツを受け継ぎます。

瞳や髪形、衣装やアクセサリーは色や調整もまとめてどちらかから受け継ぐので、あまり融合した感じがしないかもしれません。１人目の瞳と２人目の髪型の組み合わせになる事はあります。

1人目の衣装と2人目のアクセサリーをそれぞれ受け継いで変なコーディネートが生まれる事があるのはご愛敬です。

融合で生まれたキャラの陰毛の色に注目。髪の色と同じ紫になっている。ちなみに融合元の2人はどちらも陰毛は黒

融合する2人から受け継がない要素はプロフィールの他、化粧や表現方法、細かいところでは目や眉を「髪より手前に表示」するか否かや「胸の影を表示」するか否かです。

融合する2人から受け継がない要素は融合開始前にクリエイトしていたキャラの設定を引き継ぎます。特に顔の化粧は見た目に大きく影響するので、融合を始める前に化粧は落としておくことをおすすめします。

なぜか陰毛と眉の色は融合後に髪の色と同じになる点にも注意が必要です。

「顔」クリエイト

「変形まとめ(顔)」のパラメータリスト。53の項目があるがこれだけでは顔のクリエイトは完了しない

顔はキャラクリエイトで最も工数の多い部位です。0～100の間で設定できるパラメータが「変形まとめ(顔)」にまとまっているだけで53、瞳やまぶたまで含めれば60以上もあり、理想の顔を追求するのは簡単ではありません。裏を返せばそれだけ細部までこだわったクリエイトができます。

顔の輪郭や耳の形をクリエイトする際には髪が邪魔になりがちです。顔のクリエイトをしている間は一時的に後ろ髪を「ベリーショート」前髪や横髪を「なし」にする事をおすすめします。

髪型は衣装データとしてセーブ＆ロードが可能なので、先に髪型をクリエイトしたプレイヤーも安心して髪型を一時変更できます。

輪郭クリエイト

「輪郭」の「調整」には頬・顎・耳を含めて24のパラメータがあります。耳の付け根あたりの「頬骨」や顎先と喉の間の「顎の下部」など細部に渡って調整でき、誰かと同じ顔になることはまずありません。

「輪郭の種類」を選択。タイプ1とタイプ2では他のパラメータが同じでも目や顎の形状が変わる

輪郭をクリエイトする際に大事なことが2つあります。

1つは最初に「輪郭」の「種類」を選ぶことです。輪郭には2つのタイプがあり、タイプ2はタイプ1に比べて目が切れ長になり輪郭が細長くなります。

明らかに見た目が変わりますが各パラメータの値は全く変わりません。逆に言えば、各パラメータを調整した後にタイプを変えてしまうとせっかく整えた見た目が変わってしまいます。どちらのタイプにするかは必ず最初に決めるのがおすすめです。

もう1つの大事なポイントは「鼻/口」の「調整」です。鼻や口の形は顔、特に横顔の輪郭に大きな影響を与えるので輪郭と一緒に鼻や口の形も決めてしまう事をおすすめします。

鼻と口の調整は横からの視点がやりやすいです。「口の横幅」「口の形状口角角度」「口の形状口角上下」は正面から見て調整した方がいいですけどね。

目周りのクリエイト

瞳のプリセット選択。パラメータが多く複雑な瞳をワンタッチで見栄え良くクリエイトできる

目は顔の中でも特に目立つ部分です。キャラクリエイトの項目でも「眉」「目の変形」「目元」「瞳」と目周りをクリエイトするためのカテゴリが顔の半数を占めます。

瞳にはプリセットも用意されているので用しつつ、理想の女の子を目指して根気強く目周りをクリエイトする事をおすすめします。

まぶたの影響

「上まぶたの形状3」と「下まぶたの形状3」を調節して吊り目っぽく見えるようになった女の子の目元

「目の変形」というカテゴリ内の6つのパラメータを調節すれば目の形が決まると思いがちです。

実際には「目元」カテゴリ内の「まぶた」の「調整」にある10個のパラメータのうち上6つで調節できるまぶたの形状も目の形に影響します。特に「上まぶたの形状3」「下まぶたの形状3」は目尻の印象を大きく変えるので、吊り目や垂れ目にしたい時は要注意です。

まぶたの「種類」と「調節」の下4つのパラメータでまぶたの付け根を表すラインをクリエイト中

ちなみにまぶたの「種類」および「調整」の下4つのパラメータは、目と眉の間にあるまぶたの付け根を表すラインに影響します。

色を変えるときは不透明度に注意

眉・まつ毛・瞳・瞳孔などには複数の色を指定できます。

色を変更する時に気を付けたいのは「不透明度」の有無です。色の選び方は「ピッカー」「スライダー」「プリセット」の3種類があり、スライダーでは不透明度が数値で分かります。

不透明度の表示が無い場合は100で固定です。例えば眉はカラー01が不透明度100固定、カラー02が不透明度調節可能です。

不透明度が調節できる色の大半は他の色に重ね塗りします。眉の場合、全体をカラー01で塗ったあとで両端にカラー02を重ねる感じです。眉を1色にしたい時はカラー02の不透明度を0にするのが簡単です。

色を「プリセット」から選ぶ場合は特に不透明度に注意しなければなりません。プリセットの「サンプル」にある75色はいずれも不透明度が100だからです。

瞳のプリセットを適用して色を変える場合などは、色を変える前に元の色の不透明度を確認しておき、色を変えた後に不透明度を元通りに調節すると自然に色だけを変えられます。

瞳のプリセットを用いて瞳カラーを自動設定。瞳に使われる3色が全て同じ色かつ不透明度100になり透明感が失われる

「プリセット一覧」の「色」からは瞳と瞳孔のカラーの自動設定ができますが、単純にカラー02とカラー03をカラー01と同じ色にするだけであり、自動設定すると全ての色の不透明度が100になってしまうのであまりおすすめしません。瞳の色を変えたい場合は自動設定に頼らず1色ずつ変更する方が無難です。

瞳グラデとハイライトを活用しよう

初期状態では未使用の「瞳グラデ」を使用。1色指定するだけで自然に瞳の印象を変えられる

瞳には6つのパーツがあり、それぞれ種類の選択・色の指定・位置や大きさの調整ができます。

中でも注目したいパーツが「瞳グラデ」です。初期状態はおろか全てのプリセットで使われていない瞳グラデですが、不透明度固定の1色を指定するだけの簡単設定で目に活き活きとした印象を持たせられるので使わないのは損です。とりあえず白か黒を指定してみるだけでも効果はハッキリと分かります。

3つある「ハイライト」も注目のパーツです。初期状態でもプリセットでも3つのハイライトはバラけて配置されているので勘違いしがちですが、実は3つのハイライトは全く同じもので、種類と調節の各パラメータを同じにすれば3つがピッタリ重なります。同じような位置に3つ置こうが重ねて配置しようが自由です。

使い方次第では個性的な瞳を作り出せるので、色々と試してみる事をおすすめします。

共通項の注意事項

まつ毛の色の指定で下まつ毛の色を変更すると、上まつ毛の色も一緒に変わる。まつ毛の色は上下共通

「目元」カテゴリでは上まつ毛と下まつ毛の種類と色が選べます。クリエイトパネルが上まつ毛と下まつ毛で別々なので勘違いしやすいのですが、上まつ毛と下まつ毛の色は共通です。

項目順通りにクリエイトしていると、上まつ毛の色指定を終えて次は下まつ毛の色を、と下まつ毛の色を変えた瞬間に上まつ毛の色も変わってしまい色選びの苦労が水の泡になりかねません。

瞳の設定方法を「左右個別」にしていても、片方の瞳孔を小さくするともう片方も小さくなる

共通という意味ではオッドアイのキャラをクリエイトする時も注意が必要です。

「瞳の設定方法」を「左右個別」にすれば瞳・瞳孔・瞳グラデ・ハイライトを左右個別にクリエイトできますが「瞳」と「瞳孔」の「調整」にある計6個のパラメータは左右共通です。瞳や瞳孔の大きさを左右で変えたり、片方の瞳は内寄りにしてもう片方を外寄りにしたりはできません。

化粧・ほくろ・八重歯

八重歯の有無を変更中。口に関係する項目なのに「顔」ではなく「キャラ設定」に項目がある

顔のクリエイトで非常に見落としがちなのが「八重歯」の有無です。それもそのはず、八重歯の有無の選択は「顔」ではなく「キャラ設定」メニューの「その他設定」カテゴリにあります。有無を選ぶだけのオプション的な設定とはいえ、フェチには見逃せない要素なので注意が必要です。

他のオプション的な要素は「輪郭」カテゴリにある目元の影などの「特殊表現」と「ほくろ」で、「ほくろ」には黒子の他にそばかすも含みます。

化粧も大切な要素です。チーク・アイシャドウ・リップに加えて3つまでペイントを施せます。中でもチークとペイントは種類と色に加えて場所や向きも操作できるので、プレイヤーのメイク担当としてのセンスの見せ所です。

化粧はコーディネートに含まれ、衣装データにセーブできるので、いい感じの化粧が出来たらセーブする事をおすすめします。衣装データから化粧だけをロードできるので複数のキャラに同じ化粧をするのも簡単です。

「身体」クリエイト

「身体」のキャラクリエイトで大切なのは手順です。

体型は「変形まとめ(身体)」にある44のパラメータで完結するため顔の形よりは楽にクリエイトできますが、1つのパラメータで変形できる範囲がまちまちなので後から調整したパラメータのせいで先に調整した部分の形が崩れるケースが少なくありません。

広範囲に影響するパラメータを先に、影響がピンポイントなパラメータを後に調整するのが大事です。

身体全般と肉感

身体のクリエイトで最初に設定すべきは、全体的なスタイルに関わる項目を含む「身体全般」と「肉感」の2カテゴリです。身体全般はともかく肉感はクリエイト項目で下の方に並んでいますが、全身に影響する項目なので優先して設定する事をおすすめします。

頭身の重要性と調整方法

身体全般カテゴリで決めるのは身長と頭のサイズです。どちらがより大事だと思いますか？スタイルという意味では頭のサイズの方が重要です。

身長を変更すると全身が相似拡大縮小されるのでスタイルはほぼ変わりませんが、頭のサイズを変更すると頭身が変わるのでスタイルに大きく影響します。

頭のサイズを調整すると女の子の頭身をだいたい5.5頭身～7頭身の間で変えられます。まずは好みの頭身に合わせて頭のサイズを調節するのがおすすめです。身長はいっそのこと最後に決めても構いません。

肌の色の指定は「肉感」カテゴリで

肉感のクリエイトパネルには「種類」と「色」のタブがあります。「種類」はぽっちゃりやムキムキなどから選ぶとして、肉感の「色」とは何でしょうか？

答えは肌の色です！顔も含めた全身の肌の色という重要な項目の割には分かりにくい所にあるので、しっかり覚えておく事をおすすめします。

肌の色にはメインカラーの他に3種のカラーがあります。

サブカラーは肩・肘・お尻などの要所に使われる色です。肉感の種類を「なし」にするとサブカラーは使われません。

ハイライトカラーは簡単に言えば肌ツヤに影響し、明るく不透明度の高い色にするほどツヤっぽい肌に見えます。

シャドウカラーは全身の雰囲気に影響を与えます。例えば赤みがかったベージュの肌にしたいなら、メインカラーを赤みがかったベージュにするよりメインカラーをベージュにしてシャドウカラーを赤にする方がお手軽です。

メインカラーを塗り替えてしまう事はないのでシャドウカラーの不透明度は100でも構いません。逆にシャドウカラーが必要なければ不透明度を0にすればOKです。

簡易操作で体型をまとめて調整

身体の「簡易操作」画面。おっぱいを除く体型は簡易操作だけでも充分思い通りにできる

身体全般と肉感の次は「簡易操作」で体型を調整するのがおすすめです。

簡易操作では体型を左右するパラメータを複数まとめて操作できます。簡易操作の6項目で合計25のパラメータを操作でき、おっぱい以外の体型はほぼ簡易操作だけでも決められます。

簡易操作の項目	影響範囲	実際に操作できるパラメータ
胴体横幅	首～ウエスト	首のサイズ胴体肩回りの幅胴体上の幅胴体下の幅
胴体縦幅	首～ウエスト	胴体肩回りの奥胴体上の奥胴体下の奥腹部のサイズ
下腹部横幅	ウエスト～お尻	腰上の幅腰下の幅
下腹部縦幅	ウエスト～お尻	腰上の奥腰下の奥尻のサイズ
腕縦横幅	肩～指先	肩の幅肩のサイズ上腕のサイズヒジのサイズ前腕のサイズ手首のサイズ手と指の太さ
脚縦横幅	股～足	太もも上のサイズ太もも下のサイズヒザのサイズふくらはぎのサイズ足首のサイズ

簡易操作で操作できないパラメータはおっぱいを変形する15のパラメータの他には「身長」「頭のサイズ」「ウエストの上下位置」「尻の上下角度」の4つです。

胴体と下腹部の境目はだいたいウエストの位置なのでウエストの上下位置は重要です。ウエストの上下位置は「下半身の変形」カテゴリにあるので、簡易操作を始めるまえにウエストの上下位置を決める事をおすすめします。

下腹部の横幅を最大にした上で「簡易操作」に入りなおすと「下腹部横幅」の値が50に戻っている。実際には下腹部の横幅は最大のまま

簡易操作の各項目の値は、簡易項目のクリエイトパネルを開くたびに全て50に設定し直されます。操作する各パラメータの値は変わりません。

例えば一度「下腹部横幅」を100にして「腰上の幅」と「腰下の幅」を100にし、他のカテゴリを選んでから簡易操作を選び直すと、「腰上の幅」と「腰下の幅」が100なのに「下腹部横幅」は50になります。ややこしいので簡易操作は各パラメータを個別に操作する前に使い、一度で操作し終えるのがおすすめです。

体型の詳細な調整におすすめの順序

簡易操作だけでも充分に多彩で魅力的な体型を作れますが、より細かい調整をしたいなら「上半身の変形」「下半身の変形」から各パラメータを1つずつ操作できます。

細かい調整をする場合は順番が特に重要です。例えば胴体に注目すると「胴体肩回りの幅」は首からウエストあたりまで影響し「胴体下の幅」はほぼウエスト周辺にしか影響しません。どちらを先に調整すべきかと言えば、もちろん影響範囲が広い方です。

首・胴体・腕・下腹部のそれぞれでおすすめのパラメータ操作順をまとめます。脚は各パラメータの影響範囲がほぼ互いに干渉しないので好きな順番で構いません。

首	胴体	腕	下腹部
「胴体肩回りの幅」「胴体肩回りの奥」 ↓ 「首のサイズ」	「胴体肩回りの幅」「胴体肩回りの奥」 ↓ 「胴体上の幅」「胴体上の奥」 ↓ 「胴体下の幅」「胴体下の奥」	「手首のサイズ」 ↓ 「前腕のサイズ」 ↓ 「ヒジのサイズ」 ↓ 「上腕のサイズ」 ↓ 「肩のサイズ」	「腹部のサイズ」 ↓ 「腰下の幅」「腰下の奥」 ↓ 「腰上の幅」「腰上の奥」

上半身の変形の中で特筆すべきは「肩の幅」の影響です。肩の幅は見た目がなで肩かいかり肩かを大きく左右します。「胴体肩回りの幅」や「肩のサイズ」では表現が難しい要素なので覚えておきたいですね。

おっぱいは最後に仕上げよう

「乳首」の調整中。おっぱいは「上半身の変形」と「乳首」の2カテゴリに跨る15のパラメータでクリエイトする

体型が定まったらいよいよおっぱいのクリエイトに取り掛かりましょう。単に簡易設定で操作できないからではなく、おっぱいは胴体についているため胴体の形で見え方が変わるので、おっぱいは最後にクリエイトするのがおすすめです。

おっぱいの大きさや形は「上半身の変形」で、乳首や乳輪の色・形・大きさは「乳首」で調整します。

確認操作で女の子をジャンプさせておっぱいの揺れを確認中。「胸の根本の柔らかさ」と「胸の先端の柔らかさ」を最大にすると大きく揺れる

おっぱいをクリエイトする上で揺れ具合をおろそかにしてはいけません。「確認操作」でポーズ2を選ぶと女の子が飛び跳ね、おっぱいの揺れ具合を確認できます。

おっぱいの揺れ具合を左右するのは主に「胸の根本の柔らかさ」と「胸の先端の柔らかさ」です。二段階に分けて胸の揺れ具合を調整できる細かさにはおっぱい星人として感謝の念が絶えません。

化粧と日焼け跡で最後の仕上げ

意外と忘れがちかつ重要なのが手の爪です。「化粧」カテゴリの「ネイル」で爪の長さ・色・ツヤの強さを決められます。エロゲーのヒロインをクリエイトするのですから、どんな爪の持ち主に触られたいかを考えて調節したいところです。

ネイルは化粧に含まれるのでコーディネート毎に色や長さを変えたり、衣装データにセーブ＆ロードしたりできます。身体の化粧には他に3つまで施せるペイントがあります。

化粧以外には日焼け跡も身体のオプションとして重要です。特に褐色肌には日焼け跡がよく映えます。日焼け跡の色は肌の色に重ねるので、カラーに白を指定して不透明度を調整するだけで自然に見えます。

コーディネート（髪型・衣装・アクセサリー）

「髪型」「衣装」「アクセサリー」の3つには共通点が多くあります。コーディネートとして1キャラに3通り設定できる事、衣装データとしてセーブ＆ロードできる事、基本的にパーツを選んでメインカラーを指定すれば完成する事、アレンジを加えようとすれば可能性が果てしなく広い事などです。簡単に済ませたいプレイヤーもとことんこだわりたいプレイヤーも楽しくコーディネートできます。

髪型

髪型は後ろ髪・前髪・横髪・エクステと4つのパーツを組み合わせてクリエイトします。エクステで選べるパーツはアホ毛やお団子などです。

パーツを選ぶだけでも充分に整ったヘアスタイルになりますし、各パーツに対して色の変更や細かい調整でアレンジを加える事もできます。

ヘアカラー

髪の色は1色の指定でまとめる事もできますし、4つのパーツにそれぞれ8色ずつで合計32色を指定する事もできます。

お手軽に済ませたい場合は「髪の設定」の「髪色を全ての箇所で統一」にチェックを入れその他のチェックを外して、メインカラーを1色指定するだけでOKです。

メインカラー以外の髪の色は7種あり、いずれも髪の設定で「○○を設定」にチェックを入れると変更可能です。サブカラー01とサブカラー02はセットで、その他は個別で設定のON/OFFを切り替えられます。

各カラーの設定をOFFにしてメインカラーを決めた後に各カラーの設定をONにした状態。各カラーはメインカラーから自動生成されている

サブカラー01、サブカラー02、アウトラインカラー、ハイライトカラー、シャドウカラーは設定のON/OFFに関わらず表示されるカラーで、設定をOFFにした場合はメインカラーを元に自動的に決まります。

サブカラー01は根本と毛先を除いた髪の大部分に、サブカラー02は毛先に、それぞれメインカラーの上から重ね塗りされます。

アウトラインカラーは髪の輪郭の色、ハイライトカラーは形と大きさを別途指定できるハイライトの色です。シャドウカラーは全体の雰囲気を左右します。

メッシュカラーとインナーカラーは設定がONの場合のみ表示されるカラーです。メッシュカラーは髪の一部分を、インナーカラーは髪の裏側を、それぞれメインカラーとは別の色にできます。手軽におしゃれしたい場合に有効です。

前髪にのみメッシュを入れた女の子。他の髪パーツのメッシュカラーはメインカラーと同じ色にしてある

髪の各カラーのON/OFFは全パーツ共通の設定であり個別に変更できません。メッシュカラーをONにすれば前髪にも後ろ髪にもメッシュが入ります。

前髪にだけメッシュを入れたい場合は「髪色をすべての箇所で統一」のチェックを外し、前髪以外のパーツのメッシュカラーをメインカラーと同じ色にすればOKです。

忘れがちなのがツインテールなどヘアゴムを使う髪パーツを選択すると出現する「装飾カラー」です。髪の色とは少し違うもののヘアスタイルを彩る大切な要素なので、忘れずに指定してヘアゴムを好みの色にする事をおすすめします。

ヘアパーツの調整は常識的な範囲から非常識な範囲まで

各ヘアパーツには移動や回転で調整できる部分があります。ミディアムヘアの長さを微妙に伸ばす、ツインテールの角度を左右で変える、前髪や横髪にカールを掛ける、アホ毛の向きを変えるなどアレンジの可能性は多種多様です。

エクステは調整次第で宙に浮かべる事もできます。通常考えうる範囲では使い道のない機能ですが、お団子ヘアで頭上に浮遊する謎の球体を演出するなど、アイデア次第では面白いキャラクリエイトができるかもしれません。

衣装のアレンジは色・柄・ペイントで多彩に可能

衣装はトップス・ボトムス・インナー上・インナー下・手袋・パンスト・靴下・靴の8パーツを組み合わせて自由に着飾れます。

パーツを選んで「初期カラー」をクリックするだけでも見栄えがよくなりますし、色を自分で指定しても構いません。更にこだわりたい場合はパーツに柄やペイントを追加してアレンジできます。

細かなオプション

靴下の設定でニーハイソックスを選択すると画面左側のパネルに「食い込み」の項目が追加される

衣装のパーツの中にはオプション設定が可能なパーツがあります。オプション設定は画面右のクリエイトパネルではなく画面左の設定パネルに、オプション設定が可能なパーツを選んだ時のみ表示されるので意外と見落としがちです。

ビキニの紐の有無の選択、Tシャツやブラウスの裾をボトムスに入れるか外に出すかの選択、ニーハイソックスの太ももへの食い込み具合の調整など、細かいながらも魅力的なオプション設定を見逃してはいけません。

シンプルなパーツをオシャレにカスタマイズ

大抵の衣装パーツは色を指定できる箇所が複数に分かれています。例えばTシャツなら胴体部分・袖・裾&襟の3箇所に分かれているという具合です。

ブラウスのボタンなどの例外を除いて、色を指定できる場所には柄も付けられます。柄は種類だけでなく色や大きさなども変更でき、プレイヤーの工夫次第でパーツの印象を大きく変えられます。

複雑なパーツは色や柄を変えない方が無難ですが、単調なパーツは文字通りプレイヤーの色に染め甲斐があるので、まずはTシャツやシンプルショーツなどからアレンジに挑戦してみるのがおすすめです。

ペイントの使い方とポイント

衣装のパーツには顔や身体と同じようにペイントを付けられます。ペイントの種類や色はもちろん、ある程度は位置や大きさも変えられるので自由度は高めです。

柄とは違いペイントの付けられる個数や場所は色分けとは関係なくパーツ毎にまちまちです。例えばTシャツなら胴体前面に2つと背面に1つ、ブラウスなら左胸・背中・左肩に1つずつ付けられます。

「ショートデニム」の「ペイント03」で指定したペイントが左右のお尻に1つずつ付いている。1つの指定で同じペイントが2つ付く場合がある

ペイントは1つ指定すると1つ付く、とは限りません。例えばショートデニムのペイント03に指定したペイントは両方のお尻に1つずつ同じものが左右対称に付きます。ソックスにはペイント01が両足の外側に同時に付くのに対しニーハイソックスにはペイント01が右足に付いてペイント02が左足に付くなど、似たようなパーツでもペイントの扱いはバラバラです。

ペイント事情は本当にパーツによりけりで、ペイントを使いこなすには柔軟な対応が必要かもしれません。プレイヤーのファッションセンスの見せ所です。